好きだけど、着るにはちょっと勇気がいる。
突然ですが、皆さんはアニメやゲームのTシャツを普段着で着ますか?
私は以前から、ちょっと思っていたことがあります。
「この作品、めちゃくちゃ好きなんだけど……このキャラクターがドーン!とプリントされたTシャツを普段着で着るのは、ちょっと恥ずかしいなぁ」
もちろん、そういうデザインも素敵ですし、好きな方もたくさんいらっしゃいます。
ただ、もう少しさりげなく、日常のファッションに取り入れられるものがあってもいいんじゃないか。
そんなことを考えていました。
そもそも、作品を好きになるきっかけって、人それぞれですよね。
子どもと一緒にアニメを見ていたら、いつの間にか親の方がハマっていたり。
サブスクで懐かしい作品が流れてきて、当時の記憶が一気によみがえったり。
何気なく見たショート動画がきっかけで、気づけば全話見てしまっていたり。
好きになるきっかけは、日常のあちこちに転がっています。
だったら、その「好き」をもっと自然に、日常の中で楽しめる服があってもいい。
「もしかして、ここに新しいニーズがあるんじゃない?」
そんな小さな気づきから、今回の挑戦が始まりました。
キャラクターグッズ屋が、アパレルに挑戦!?
私たちBeBlockは、これまでアニメやゲーム、アーティストなど、さまざまなIPをお借りして、たくさんのPOPUPイベントを開催してきました。
得意なのは、缶バッジやアクリルスタンドといったキャラクターグッズ。
いわば、雑貨の世界ではそれなりに経験を積んできた会社です。
ところが今回、挑戦したのはアパレルが主役のPOPUP。
同じIPを扱うとはいえ、雑貨とアパレルでは勝手が違います。
デザインはもちろん、生地の質感、シルエット、サイズ展開、着心地まで考えなければいけません。
「キャラクターをプリントすれば完成!」というわけにはいかないのです。
そこで立ち上げたブランドが、「CLOSET(クローゼット)」。
コンセプトは、
「ただ身に着けるだけではなく、物語の気配を纏うように。」
作品の世界観を大切にしながら、普段のファッションとしても楽しめる服をつくりたい。
そんな想いを込めたブランドです。
「やってみよう!」と言ったものの……
今回、池袋PARCOさんの一画をお借りして、9月18日から10月4日までPOPUPを開催しました。
とはいえ、最初から自信満々だったわけではありません。
むしろ、不安だらけです。
そもそもファンの皆さんに受け入れてもらえるのか。
価格に見合う価値を感じてもらえるのか。
そして何より、開催するためのコストも、なかなかのものです(笑)。
初めての挑戦ですから、成功する保証なんてどこにもありません。
でも、そこはBeBlock。
「面白そうじゃん。まずはやってみよう!」
そんな空気がある会社です。
不思議なもので、実際に動き出すと、不安だった気持ちが少しずつワクワクに変わっていきます。
もちろん、準備を進めれば進めるほど課題も出てきます。
それでも、みんなで一つずつ乗り越えながら、ようやく迎えたオープン初日。
オープン前の行列に、思わずホッ。
今でも忘れられない光景があります。
POPUP初日、オープン前の店舗に、お客様の入店待ちの列ができていたんです。
それを見た瞬間、
「よかったぁ……!」
正直、これが一番の感想でした(笑)。
もちろん、ものすごく嬉しかったです。
でも、それ以上にホッとした気持ちが大きかったのを覚えています。
自分たちが「きっと喜んでもらえるはず」と信じてつくったものを、実際に楽しみにしてくださっている方がいる。
頭の中で考えていた企画が、ようやく現実になった瞬間でした。
さらにありがたいことに、Xでの初回告知は900万インプレッションを突破!
実際に多くのお客様に足を運んでいただき、大きなトラブルもなく、無事にイベントを終えることができました。
初めての挑戦としては、本当に嬉しい結果となりました。
ご来店いただいた皆さま、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
やっぱり、やってみないと分からない。
今回の挑戦を通じて、改めて感じたことがあります。
それは、「やってみないと分からないことって、やっぱり多いなぁ」ということ。
頭の中でどれだけ考えても、お客様が本当に喜んでくださるかどうかは、実際に世の中に出してみなければ分かりません。
もちろん、何でも勢いだけでやればいいわけではありません。
でも、不安だからといって挑戦しなければ、今回のような景色を見ることもできなかったと思います。
そして、今回の成功がゴールではありません。
むしろ、ここからがスタート。
今後は大阪、名古屋でも順次開催を予定しています。
「好き」をもっと日常に。
CLOSETが、作品を愛する皆さんのクローゼットに自然と溶け込んでいく。
そんなブランドに育てていけたら嬉しいです。
「まずはやってみる。」
言葉にすると簡単ですが、実際にやるのは結構ドキドキします。
でも、そのドキドキの先には、想像していなかったワクワクが待っているのかもしれません。
今回は、そんなBeBlockの新しい挑戦のお話でした。
次はどんな「やってみよう!」が生まれるのか。
私自身、今から楽しみです。