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BeBlock経営理念の歴史

BeBlock経営理念の歴史

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BeBlockの経営理念は、Mission・Vision・Value・Workstyleの4点セットを統合して構成されています。それぞれに深い意味があり、変更があるたびに経営計画発表会で詳しく解説してきました。

一度聞いただけではなかなか理解できないので機会があるごとに、全社で集まる場や企業内大学のBeBlockアカデミアでも経営理念について理解を深めることをしてきました。全社員とはいえないまでも、おおよそ共有できているのではないかと思っています。

さて、経営理念とは何でしょうか?


AIに聞いてみたところ、以下の回答が返ってきました。

「会社が何のために存在し、どんな価値を大切にしていくのか」を示す考え方の軸です。

さすがチャッピーさま。その通りです。

2002年8月2日に1人で創業した当初、経営理念というものはありませんでした。概念としては知っていましたが、創業したばかりの会社に理念をつくっている余裕はなく、とにかく顧客を獲得して売上をつくらなければ生きていけません。

そのため、創業期はひたすら天白区植田の街で飛び込み営業をしていました。100件回って1件話を聞いてもらえたらラッキー、という世界で、毎日辛い日が続きました。正直、飛び込み営業は、もう二度とやりたくありません。

そんな中、営業を続けていると半年ほどで成果が出始め、顧客が増えて売上も伸びていきました。1人では回らなくなり、女性デザイナーと男性営業を採用し、私を含めて3人体制になりました。

しかし、2003年の秋、この2名の社員が同時に退職します。

デザイナーの女性は、業務の忙しさから体調を崩し、フルタイムで働くことが難しくなりました。もう一人の営業社員は、「仕事がきつすぎる」と本人の意思を親御さんから電話で伝えられました。今でいう退職代行のような形です。

こうした出来事を通じて、「会社が何のために存在し、どんな価値を大切にするのか」を言語化しなければ採用もできないと考え、2005年に経営理念を策定しました。

2005年に成文化した経営理念

世の中の経営理念を数多く調べてつなぎ合わせた感は否めませんが、初めて作ったものとしては、今振り返ってもそれなりに良いものだったと思います。

当時大切にしていたキーワードは、「スピード」「新しい価値」「社員と共に学び、共に成長する」の3つです。これらは今でも重要な軸であり、本質的には当時からブレていません。

ただし、2010年に向けて社員数や売上が増えていく中で、経営理念が社内に浸透している実感を持てずにいました。

その理由として感じたのは、言葉はきれいでもエッジが効いていないこと、そして文章が長く、社員の視点では覚えづらいという点でした。

2011年、現在専務である久冨とともに経営計画を学ぶ研修に参加し、経営理念そのものを見直すことにしました。従来の理念を踏襲しながら、よりシンプルでエッジの効いたものを目指し、議論を重ねて完成したのが第2世代の経営理念です。

2012年7月、経営計画発表会で社員に発表しました。

「スピード&イノベーション」

この言葉なら誰でも覚えられますし、「スピード」と「イノベーション」という一見使い古された言葉も、組み合わせることで自社らしい新しい意味を持たせることができたと感じました。ただのテキストだけでなく、ロゴを作り、意味を持たせました。

その後、社内外に発信し続けたことで、「スピード&イノベーション」はCRM(現BeBlock)の経営理念として徐々に浸透していきました。

スピードは、顧客対応・クリエイティブ・納期などあらゆる面で徹底し、イノベーションについては新規事業と新商品開発を継続的に行うことを重視しました。2012年から5年間で7つの新規事業を立ち上げ、新商品も数多く生み出しました。売れるかどうかに関わらず、まずは数を出す文化を築いていきました。

こうして積み上げてきた結果、2016年に「アクリルグッズの達人」、2017年に「缶バッジの達人」が誕生しました。

「スピード&イノベーション」という理念は非常に気に入っていましたし、実践もできていたと思います。

しかし、2016年に年商5億円を超え、10億円を目指すステージに入ったとき、この言葉だけでは会社の目指す姿を十分に表現できなくなってきました。言い換えれば、会社と社員が成長した証でもあります。

そして、2020年代に向けて、経営理念をフルモデルチェンジすることを決意しました。

第3世代の経営理念

2019年8月、第3世代の経営理念を発表しました。
(※2024年にWorkstyleを追加)

現在は、Mission・Vision・Value・Workstyleの4点セットで構成されています。

その中心にあるのが、Missionに掲げている「Well-being」です。近年よく使われる言葉ですが、直訳すると「良い状態が続くこと」。一般的には「幸せ」として理解されます。

同じような言葉に「Happiness」がありますが、こちらは美味しいものを食べたり嬉しい出来事があったりする短期的な幸せを指すことが多いのに対し、「Well-being」は長期的で持続的な幸せ、つまり心身ともに満たされた状態を意味します。

人は誰しも幸せな人生を望んでいます。それは会社も同じです。

この「Well-being」という概念は、2018年に大学院で学びました。武蔵野大学(元・慶應大学SDM)の前野教授の研究や著書をもとに、自社に置き換えて言語化しました。

Missionでは「いい人生」、Visionでは「いい会社」、Valueでは「いい人」、Workstyleでは「いい働き方」というテーマを設定しています。

より詳しく知りたい方のために、学生向けに理念を説明した動画もあります。興味のある方はぜひご覧ください。(自分の動画を見るのはかなり恥ずかしいですが)

ということで、創業から23年の間に3度、経営理念を策定し、実践してきました。会社のステージが変われば、経営理念もアップデートしていくべきだと考えています。

今後もこの経営理念の実現に向けて、実践し続けていきます。

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