
工場の中、こんな機械が動いてます
植田サード工場のオンデマンドチームでは、
日々さまざまな案件に対応するため、多種多様な機械が稼働しています。
名刺やポストカードの印刷から、缶バッジの盤面、特殊形状の加工まで。
それらを支えているのが、用途も性格もバラバラな機械たちです。
今回は、オンデマンドチームの現場で活躍している機械を簡単にいくつかご紹介します。
毎日フル稼働 メイン印刷機
イリデッセ/レボリア


オンデマンドチームの中心となっているのが、
イリデッセとレボリアの2台の印刷機です。
この2台は毎日同時に稼働しており、
工場内でもかなりの場所を占める大型の機械です。
名刺やポストカードといった紙ものはもちろん、
缶バッジの盤面やコースターなど、オンデマンド案件の多くがこの印刷機を通ります。
PET素材への印刷ができたり、金銀トナーでの印刷もできたりと特殊な印刷も可能です。
一方で、この印刷機たちはなかなかの“気分屋”。
色調整は毎日必須で、 日によって発色が変わるため、
調整にはかなり時間と神経を使います。
安定した仕上がりの裏側には、地道な調整作業があります。
ときおり活躍の印刷機
ヴァーサント

ヴァーサントは、冊子の印刷など紙系の出力に使われる印刷機です。
イリデッセ/レボリアのようなメイン印刷機とは異なり、
特殊トナーでの印刷や、紙以外の素材への印刷はできません。
使用頻度は高くありませんが、
紙ものの案件が発生した際に稼働するサブ機として活躍しています。
見守り必須の働き者
PP加工機

PP加工に欠かせないのがPP加工機です。
現在はグロス、マット、ホログラムの3種類のPP加工に対応しています。
PPの種類を変えるには、重いローラーを高い位置で交換する必要があり
かなりの重労働です。
加工からカットまでの全自動PP機ではあるのですが、
年季が入っておじいちゃんのため現在はカット作業を手作業で行っています。
そのため、目を離すと印刷物が巻物のようにつながって伸びていくので
つきっきりでの見張りが欠かせません。
毎日止まらない縁の下の力持ち
プロッター

プロッターは 台紙の爪や特殊な形状の缶バッジ盤面などを抜くための機械です。
小さなカッターの刃がデータ通りに動き、1枚ずつ丁寧に抜いていくため
どうしても時間がかかります。
オンデマンドチームでは、ドームピン盤面や台紙の作業でほぼ毎日稼働しており
案件によってはつきっきりで作業することもあります。
抜き終わるたびに人の手で回収し、次の分をスタンバイする必要があるため、
機械任せにはできない工程です。
一発勝負の緊張感
断裁機

印刷された紙を断裁する断裁機は、操作できる人が限られている機械のひとつです。
トンボ(目印)に合わせて切るだけに見えますが、実際には知識や計算が必要で、
小さな断裁ほど高い技術が求められます。
もしミスが出た場合、印刷からすべてやり直しになることもあり、
束ごと無駄になってしまいます。
そのため、作業中は常に緊張感が伴います。
たまに出番のある職人仕事
製本機

冊子を製本するための製本機は、使用頻度こそ「たまに」ですが、
扱える人が限られている機械です。
作業にはコツと知識が必要で、現在は職人ポジションのメンバーのみが担当しています。
また、糊を溶かしながら作業するため、作業中はずっと独特のにおいが工場に広がります。
このにおいで「今、製本やってるな」とわかることもあります。
人海戦術に終止符を打った
紙帯機

台紙やポストカードの束を紙帯でまとめる紙帯機は、
導入によって作業効率が大きく変わった機械です。
導入前は大量にある場合、3人ほどで半日かかることもありました。
現在は、一人でさくさく作業が進み、スピードも負担も大幅に改善されています。
紙帯機が導入されたときは余りの素早さにメンバーみんなで大感激したものです。
あるとないとで大違い
結束機
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結束機は、箱を2つまとめて発送する時や、
断裁ゴミ・ダンボールを束ねる時に使われます。
使用頻度は高くありませんが、手作業だとかなり大変なため
あると非常に助かる存在です。
「家でダンボールをまとめる時にあったらいいな」と思ってしまう、
地味ながら便利な機械です。
20年以上、現場を支え続ける名脇役

ジョガーは、紙の束の端を揃えるための機械です。
サイズは小さいですが、断裁前には必須で、
これがないと作業が成り立たない場面もあります。
このジョガー、なんと実は20年以上使われている大ベテラン。
長い間現場を支えて稼働し続けている、まさに“縁の下の力持ち”です。
機械もチームの一員
オンデマンドチームの仕事は、
これらの機械と人の手作業が組み合わさって成り立っています。
今回はオンデマンドチーム編でしたが、
同じ工場内には缶バッジチームもあり、そちらもまた様々な機械が活躍しています。
もし少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ実際の現場を見学にきてください。
機械の音や動きを見ると、 記事だけでは伝えきれない部分がきっと伝わるはずです。