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【前編】ECサイトの店長が「工場」で仕事をする事になった話〜プロジェクト型組織が生んだ「異例の抜擢」〜

【前編】ECサイトの店長が「工場」で仕事をする事になった話〜プロジェクト型組織が生んだ「異例の抜擢」〜

はじめまして。今期オウンドメディアの執筆担当となりました、まさです!

私は、印刷会社で8年間営業を経験した後、当社に入社し、5年間セールス業務を経て、現在は「缶バッジの達人」のECカスタマーサポート業務(本記事では店長業務と呼ぶ)をしながら製造工場の施設長を務めるという異色のキャリアを歩んでいます。

当社では多数のECサイト「達人シリーズ」を運営しており、通常は名古屋オフィスで業務を行っていますが、「缶バッジの達人」だけは違います。
今回は異例とも言える「工場勤務」の打診を受け、異動を決意したお話をしたいと思います。

Index目次

突然の打診

「缶バッジの達人」の店長になって2年ほどが経ち、業務にも慣れて日常が回っていたある日のこと。

当時の缶バッジチームのリーダーとの1on1面談で、
「缶バッジの製造工場の〇〇さんが退職する事になった。」
若手で製造現場を支えてくれていたメンバーの退職。
まずはそのことに驚いたのですが、リーダーの口からさらに驚きの一言が、、、

「後任は製造部門から異動させずにまささんが工場で店長業務をする事で今回の人員補充のカバーが出来るのでは?という話が出ている。」

・・・ん?

どういうこと・・・?

現場と受注担当者が同じ建物にいる事のメリットは前職(印刷会社)での経験から理解はしているが、今まで離れたオフィスで業務が出来ているのに時代に逆行していないか?

私がいく事で現場のカバー・・・?本当にそんな事が出来るのか?

戸惑いが押し寄せてきたのが正直な気持ちでした。

「詳しくは取締役からお話があると思います。」
そう告げられ、私は多くの疑問や不安を持ったまま取締役との面談に臨むことになりました。

なぜ、私だったのか-プロジェクト組織だからこその新しいチャレンジ-

数日後、取締役との面談が始まり、
「リーダーから聞いていると思うが、工場で店長業務を行い、製造現場の人員不足のカバーをしてもらいたい。」
改めてそう切り出されたあと、取締役から語られたのは想像以上に思い切った自社のチャレンジだったのです。

縦割り組織から「プロジェクト型組織」への変革

従来の縦割り型の組織では同じ部門で後任を当ててカバーしていくのが一般的。 
しかし、現在会社はプロジェクト組織とファンクション組織(実務)の二次元構造に舵を切っている。
であれば、同じプロジェクト組織のメンバーを現場へ配置する「今までにはない新しい形」があってもよいのではないか、また、この新しいチャレンジは私だからこそ出来ると考えた、ということ。

「製造経験」よりも「これまでのキャリア」

私には製造経験はないが、これまでのキャリア(印刷営業や店長業務)で培ってきた対人スキルや視点がある。
だからこそ若手製造社員の心理的なフォローやセールスや店長業務の目線を活かした現場のカバーが出来る、ということ。

「現場を知る店長」がもたらす新しい価値観

一見、時代に逆行しているように見えるが、現場を知る店長がいる事が他のサイトの店長や工場に相互理解を深める新しい価値観を与える担い手になれるのではないか、ということ。

というのが、前例のない「異例の人事」が検討された理由でした。

「古いようで新しい」-誰もやっていないからやってみようと決意-

「プロジェクト組織xファンクション組織だからこそこの新しいチャレンジ」「私がいたからこの考えに至った」という取締役の言葉に「なぜ?」の疑問が無くなりましたが、
「製造経験もない自分が若手製造スタッフのフォローが可能だろうか」
「店長業務との両立ができるだろうか」

など、それでもやはり不安と戸惑いは抜けませんでした。

しかし、話を進めていくにつれ、
「一見古いようだけど、誰も自社でやった事がないから逆に新しいのでは?」
「自社で唯一の経験が私の武器になるのでは?」
「自社の考えの一つである【まずやってみよう】に立ち返って考えるべきでは?」

と思い、この挑戦を受けてみようと決意を固めたのです。

こうして、腹をくくり、名古屋オフィスをあとにして向かった製造工場。
いざ足を踏み入れた私に待っていたのは、想像以上の「現場のリアル」なギャップでした….。

(中編に続く)

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