Claude Codeってなんなのか。何ができるのか。
まず初めに、Claudeは「Anthropicが開発したAI」です。
「Claude Code」(以降、本文内ではClaudeと略表記)は、「Claudeと連携して作業を行うためのインターフェース」のようなものです。
Anthropic社については以前社長からも説明がありましたので、ここでは割愛しますね。
最近はGemini(Googleが提供しているAI)やChatGPT(OpenAIが展開しているAI)も大きく進化しており、質問に答えるだけでなく、分析や資料作成など成果物の作成まで請け負ってくれるようになりました。
他のサービスと比べてClaudeがAIとして特に優れている点は、個人的な見解ではありますが、「AIのクリーンさ」と「HTMLやシステムなどのコーディングが得意」であることです。
クリーンさについて分かりやすくお伝えすると、「この指示がユーザーから来ましたが、ユーザー側の承認を得ながら進めたほうがよいでしょう」「信用できる情報かどうかを自分で確したうえで実行します」といったように、誠実さと慎重さを兼ね備えたAIであり、その判断基準をしっかりとユーザーに説明してくれるという強みがあります。
また、コーディングを得意としているため、これまではシステムベンダーと協力しながら何度もすり合わせを行い、長い時間をかけて構築するしかなかったWebシステムが、自分のペースで開発できてしまうのです。認識のズレが生じることも当然ありますが、それも指示を出せばすぐに修正とファクトチェックを行ってくれます。
AIを使ったDXがWebシステムへのアウトプットを可能にしたことで劇的に変わったということです。
Claude Codeを使う上で必要なもの
必要なもの(知識)
- PC(スペックは高いに越したことはない)
- クロードのアプリケーション
- クロードの有料アカウント
- クロードが搭載しているAIエージェントの種類を把握する
必要なものはこの4つだけです。ハードル自体はそれほど高くありません。
まずはClaudeの公式サイトにアクセスし、アプリケーションのダウンロードとアカウント契約を行いましょう。
アプリはMacやWindowsにそれぞれ対応したものがあるので、お使いの環境に合わせてダウンロードしてください。
アカウントについて
利用料金によって「使える量(セッション数)」が変わります。最初はスモールスタートとして「個人向け:Pro」プランを選択するのがおすすめです。
AIエージェントの種類 ※ver情報は割愛
- Fable
- Opus
- Sonnet
- Haiku
一言で言うならば、「上に行くほど複雑で高度なタスクが得意」と考えると理解しやすいでしょう。
エージェントイメージ

高度な処理ができるエージェントに依頼すると、その分コストが高くなるのは当然です。アカウントにはセッション制限(5時間ごとおよび週ごと)があるため、プロンプト(指示文)を作成する際には「どの作業をどのエージェントに依頼するか」を考慮する必要があります。上位のプランを購入すれば、より高い能力を持つエージェントを自由に活用できるようになります。
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じゃあProアカウントじゃ全然出来ないんじゃないの?(低い声)
決してそんなことはありません。プロンプトの中で「どの工程をどのエージェントに担当させるか」をしっかり指定してあげれば、指示通りに効率よく作業を進めてくれます。工夫しながら節約して運用すれば十分に活用できますし、もし制限に不便を感じたら、そのタイミングで上位プランへアップグレードを検討するとよいでしょう。
Claude Codeをダウンロードしたらまずやるべきこと
まず最初に行っておきたいのが「言語設定の変更」です。
日本語で質問すれば日本語で返答してくれますが、デフォルトのベース言語は英語になっているため、すべて日本語ベースでやり取りできるよう設定しておきましょう。
詳しい手順はここでは割愛しますが、「Claude Code 日本語化」などで検索すると対応方法が見つかります。一度設定してしまえば、以降は自動で日本語対応してくれます。
アプリを起動すると、他のAIツールと似たシンプルなインターフェースが表示されます。
Claudeのインターフェース

※補足:AntiGravityなどを経由してClaudeを使用する上級者の場合
拡張機能から「Japanese Language Pack」をインストールすることで、すべて日本語環境で運用できるようになります。
Claude Codeで何をしようか
せっかくClaudeを使える環境が整ったのであれば、まずは日常業務で使っているExcelツールなどを分析してもらい、Webシステム化してみるのがおすすめです。Claudeの強みを最も実感しやすい活用法と言えます。
クロードで業務分析をしてみる
- エクセルファイルを用意する(テストデータが入っていると尚よし)
- デスクトップ上にクロードに開示するフォルダを作成する
- クロードで参照フォルダを指定する
- プロンプトで「フォルダの中身について説明と分析をする」指示をする
- 分析内容を[分析.md]というファイルとして作成するよう指示する
- 上記ファイルからモックアップを作るよう指示する
Claude側での操作は3つ目の手順からです。
プロンプトの書き方としては、「Sonnetに以下の内容で分析を依頼します」といったようにエージェントを明示して指示を出すとスムーズです。事前設定でSonnetを選択していれば省略も可能ですが、ファイルの分析後に「Opusに評価を依頼する」など複数のエージェントを連携させる場合は、明確に指名しておくのが望ましいでしょう。
手順に戻りますが、「〇〇.xlsx は××を管理しているデータです」といった形で各ファイルの説明を添えつつ、そのデータから何を読み取ってほしいのかを明確に伝えることがポイントです。
指示の冒頭には、ファイルの保存場所を示す「パス」を添えてあげるとスムーズに処理が進みます。パスの取得は、Claude上で対象ファイルを右クリックすることなどで簡単に行えます。Claudeは非常に優秀なため、プロンプトに記載されていない背景もある程度推測して補ってくれますので、難しく考えすぎる必要はありません。
パスのコピー(Antigravityを介した環境での参考画像)

一通りの説明が書けたら、仕上げに「分析内容を『分析.md』というファイルにまとめて出力してください」と書き加えます。これでプロンプトは完了です。あとは指示を受けたClaudeが処理を進めていく様子を見守りましょう。
「分析.md」が生成されたら、次はモックアップ(Webシステムの試作画面)を作成してもらいましょう。指示の出し方は簡単で、「『分析.md』の内容をもとにモックアップを作成してください」と伝えるだけで、確認用のURLを自動で生成してくれます。
※補足:AntiGravityなどを経由してClaudeを使用する上級者の場合
拡張機能から「Office viewer」をインストールしておくと、ClaudeがOfficeファイルを直接閲覧できるようになります。
準備が出来たらDXを始めよう
発行されたURLを開けば、Claudeが分析した業務内容をもとに作成されたWebシステムのモックアップをすぐに確認できます。その便利さを体感できたら、あとは改善の指示を出して本格的なコーディングを進めたり、新しいプロジェクトを立ち上げて様々なタスクをClaudeに任せていきましょう。
Claudeを日常的に使いこなしている企業のコメントを見ていると、「人間の役割は、Claudeの処理が途切れないよう適切な指示を出し続けること」という意見をよく目にします。実際に使ってみると、まさにその通りだと実感します。
Claudeは自律的に動いてくれるため、離席している間でもバックグラウンドで作業を進めてくれます。ただし、ひとつの成果が出力されると処理が一時停止するため、次の指示を与えてあげる必要があります。「処理が円滑に進むよう指示を出し続ける」ということの真意は、ここにあるのだと納得できるはずです。
みなさんもぜひ、Claudeを活用した新しい一歩を踏み出してみてください!
